消防団活動の行く末は?

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田舎事情など
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従来のやり方を変える必要があります

以前にも消防団の活動について記載をしました。

地域防災の要!消防団活動と、その問題点
管理人も消防団に入っています。 地域組織の中でも、よく聞く組織が消防団ですね。 一体どの様な組織でしょうか? 消防団のあれこれ 消防団とは? ※出典総務省 身分的には特別地方公務員となります。 大本は江戸時代の火消しの組織から、 明治時代に...

しかしながら、最近また消防団の活動について色々言われるようになってきています。

消防団の未来

団員はどんどん減ってきている

消防団員の人数が年々減ってきているとニュースにありました。

確かに若い人を勧誘するのは非常に大変です。

消防団員の勧誘と聞いただけで、

親世代から拒否されることも多くあります。

その大きな理由が、悪い慣習です。

 

・飲み会が多い

・練習が多く、休日や夜間も潰れる

・お金の使い道が不明

などなど、消防団活動に嫌悪感を持っている人は多くいます。

特に操法大会への練習に大きな批判があります。

 

管理人の所属する消防団では、

以下の方針を立てて活動しています。

よくよく考えると、当然の内容ですね。

・活動する日にち時間を決め、だらだら行わない

・飲食の強要は行わない

・参加出来ない場合は無理をさせない

・地元に会計報告を行うなど、金銭面をはっきりとする

消防団として必要な活動

消防団は、火事や災害時などの有事の際に役に立たなければなりません。

その為、管理人は消防団として、以下の活動が必要と考えています。

 

・消防車や消防設備の定期的な点検

これは基本事項ですね、いざというときに使用できなければ意味がありません。

・消防車の使用方法の講習など

設備を使いこなす事は非常に大事です。

中継訓練など、実際の火事場で必要な技法を習得するのはとても大切です。

最新のポンプ車は使用方法も変わってきているので、

講習等を行うことが必要と感じています。

・水利の点検

消火栓や防火水槽が正しく稼働するかのチェックも重要です。

いざという時に使えなければ意味がありません。

・啓発活動

火災を起こさないための啓発活動も、必要です。

まずは火事が起きない事が大切です。

無許可の野焼きはダメです。

 

ここにあげただけでも、色々な活動があります。

管理人の所では月1回集まりますが、

色々な点検などで二時間は活動します。

操法大会の未来は

消防団活動の中でも特に嫌われ者が、

操法大会に関する練習です。

昔ながらの人は熱がすごいですが、

実際に消防団活動に必要なのかと言われると、

とっても疑問となります。

地域によっては火事場は消防署が対応し、

消防団はサポートに回ります。

直接消火にあたることは少ないです。

常日頃、訓練を行っている消防署職員と、

消防団では歴然としたスキルの差があります。

※水利の中継や、交通整理などを行います

 

また操法大会は一種の競技の様なもので、

点数とタイムを競います。

確かに消防車の使い方には役に立つかもしれませんが、

機械的な動きや姿勢など、実際の火事現場には役に立ちません。

管理人は何故か火事現場で署員と一緒に消火活動に回ることが多いのですが、

火事現場で必要なのは、正確な機械操作と、密な連絡です。

しかも鎮火まで時間かかりますので、

早さもそうですが、正確性が本当に一番大事です。

コミニュケーションが本当に大事になってきます。

それもそのはず、

操法大会で行うような消防車一台での消火活動など、

現場ではあり得ないのですから。

今後に向けて

今後の消防団活動に向けて、以下が必要と考えています。

・お金の流れを明確にする

・活動内容を明確にする

・火事場での立ち位置を明確にする

・操法大会のあり方を明確にする

少なくともお上の意向次第の操法大会は兎も角として、

それ以外の事は常時見直しと改善が必要と考えています。

 

 

色々消防団活動について言われています。

そろそろ活動の中身を見直す時期に来ているのかもしれません。

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