千葉県の新しいお米の勢力となりえるのか?
千葉県でお米を栽培している農家では、
多くの農家では、コシヒカリ・ふさおとめ・ふさこがねを栽培しています。
2020年、ここに第4のお米が仲間入りをしました。
千葉の新しいお米「粒すけ」
今まではどんなお米が栽培されていたのか?
![](https://tsukumo-life.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_2397-1.jpg)
以前にも特集しましたが、
千葉県では主に3つの品種が栽培されています。
基本は温暖な気候を利用し、台風対策のため、
早稲の品種が栽培される傾向にあります。
・こしひかり
みんな大好き、お米の定番です
・ふさおとめ
早稲米ですが、食味もいい品種です
関東でも出荷は特に早いです
・ふさこがね
冷めても固くにくいので、
おにぎりなどに向いている品種です
長らくこの3品種がトップ3を占めてましたが、
ここに新しい品種が追加されました。
新しい品種「粒すけ」
※出典 ウィキペディア
2020年、千葉県に新しい品種が追加されました。
「粒すけ」という品種です。
名称は公募で、
「自分の子どものように愛着をもってもらいたい」
という意味がついています。
13年間千葉県で開発されたお米で、
ふさおとめの子孫とこしひかりを掛け合わせてできました。
ふさおとめの様に早稲の品種ではなく、中生の品種となります。
粒すけの特徴とは?
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※出典 粒すけ
粒すけの特徴は以下となります。
・食味
大粒で、食味がいいのが特徴です
こしひかりの系統を受け継いでいるので、
食味を特に押しています。
・収穫時期
早稲ではないですが、コシヒカリと同じくらいの時期なので、
千葉では、8月末~9月頭に収穫が期待できます。
・生育の特徴
短稈…茎が短いことです
→茎が短いので、倒れにくいのが特徴です
コシヒカリは強風だけでなく、
とにかく肥料とか水にも気を付けないと、すぐに倒れてしまいます。
倒れにくいのは、農家にとって非常にありがたい特性です。
夏の高温に強い
近年特に夏場は熱くなり、40度を超える日も出てきました。
あまりにも気温が高いと、稲が高温障害が出てしまい、食味が落ちてしまいます。
2018年は、特に高温による影響が強く出てしまいました。
![](https://tsukumo-life.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_2445.jpg)
この高温にも強いというのは、これからますます気温が高くなる懸念の中、
非常に心強い特性となります。
肥料具合などはこれから経験が必要ですが、
コシヒカリよりかは多めに必要な感じです。
取扱量はまだまだですが、
特に高温に強いということで、これから伸びていく可能性がありそうです。
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