千葉県の新しいお米の勢力となりえるのか?
千葉県でお米を栽培している農家では、
多くの農家では、コシヒカリ・ふさおとめ・ふさこがねを栽培しています。
2020年、ここに第4のお米が仲間入りをしました。
千葉の新しいお米「粒すけ」
今まではどんなお米が栽培されていたのか?
以前にも特集しましたが、
千葉県では主に3つの品種が栽培されています。
基本は温暖な気候を利用し、台風対策のため、
早稲の品種が栽培される傾向にあります。
・こしひかり
みんな大好き、お米の定番です
・ふさおとめ
早稲米ですが、食味もいい品種です
関東でも出荷は特に早いです
・ふさこがね
冷めても固くにくいので、
おにぎりなどに向いている品種です
長らくこの3品種がトップ3を占めてましたが、
ここに新しい品種が追加されました。
新しい品種「粒すけ」
※出典 ウィキペディア
2020年、千葉県に新しい品種が追加されました。
「粒すけ」という品種です。
名称は公募で、
「自分の子どものように愛着をもってもらいたい」
という意味がついています。
13年間千葉県で開発されたお米で、
ふさおとめの子孫とこしひかりを掛け合わせてできました。
ふさおとめの様に早稲の品種ではなく、中生の品種となります。
粒すけの特徴とは?
※出典 粒すけ
粒すけの特徴は以下となります。
・食味
大粒で、食味がいいのが特徴です
こしひかりの系統を受け継いでいるので、
食味を特に押しています。
・収穫時期
早稲ではないですが、コシヒカリと同じくらいの時期なので、
千葉では、8月末~9月頭に収穫が期待できます。
・生育の特徴
短稈…茎が短いことです
→茎が短いので、倒れにくいのが特徴です
コシヒカリは強風だけでなく、
とにかく肥料とか水にも気を付けないと、すぐに倒れてしまいます。
倒れにくいのは、農家にとって非常にありがたい特性です。
夏の高温に強い
近年特に夏場は熱くなり、40度を超える日も出てきました。
あまりにも気温が高いと、稲が高温障害が出てしまい、食味が落ちてしまいます。
2018年は、特に高温による影響が強く出てしまいました。
この高温にも強いというのは、これからますます気温が高くなる懸念の中、
非常に心強い特性となります。
肥料具合などはこれから経験が必要ですが、
コシヒカリよりかは多めに必要な感じです。
取扱量はまだまだですが、
特に高温に強いということで、これから伸びていく可能性がありそうです。
コメント