田んぼのターミネーター ジャンボタニシとは?

米つくり
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実はタニシではないジャンボタニシ

田んぼのへりについている赤い卵や、でかい巻貝。

都会ではなかなかお目にかかれない生物。

それがジャンボタニシです。

 

そもそもジャンボタニシとは?

実はジャンボタニシはタニシではなく淡水巻貝です。

そして南アメリカ原産(外来種)です。

元々は食用だったのが、逃げて広まったという、

ザリガニやウシガエルと同じような感じですね…

そもそも寄生虫がいるので、充分に加熱しないと食用出来ません。

日本だけでなく、世界の危険外来種100に入っています。

地元千葉県及び山武市も注意喚起をしています。

 

そしてジャンボタニシの脅威は、その生態にあります。

 

ジャンボタニシの生態とは?

いくら早く広まったとはいえ、

ここまで広まるには訳がありそうです。

 

卵が毒をもっている

稲や土手の縁についている赤い卵

ジャンボタニシの卵です。

なんとこの卵、毒を持っています。

その為に食べる捕食者がいません…

※外来種のヒアリ位です

ですので、高確率で卵から孵ってしまうのです。

爆発的に増える理由の大きな一つです。

 

鰓呼吸だけでなく肺呼吸に近い機能がある

普通貝は鰓呼吸をしますが、

なんとジャンボタニシは肺呼吸に近い構造を持っています。

その為水の中だけでなく空中の酸素を取り込む事が出来ます。

ですので、乾燥に強いです。

 

成長スピードが速い

成長が早い事も特徴です。

2か月ほどで卵を産めるようになります。

 

物凄い食べる

隙間だらけになった田んぼを、地元でもたまに見かけます。

植えて3週間位の稲は、柔らかいので格好の餌となります。

逆に生育が進んだ稲はあまり食べられません。

最近のジャンボタニシの被害は尋常ではありません。

 

ジャンボタニシの弱点は?

田んぼのターミネーター、ジャンボタニシ。

弱点や対策はないのでしょうか。

 

卵は水に弱い

?と思う方もいるでしょう。

貝なのに卵が水に弱いとはどういうことでしょう。

実は孵化に酸素が必要なので、水没すると孵化出来ません。

水に卵を落とすことが対策になります。

 

寒さに比較的弱い

南米産なので、寒さには弱い傾向があります。

大きい個体は冬を乗り越えられない事も多くあります。

ただし、小さい個体は冬を越せるので、そこから卵が産まれます…

 

成体は天敵がある

卵は毒をもっていて、誰も食べませんが、

成体は捕食者がいます。

カモやコイやスッポンなどです。

地域によっては田んぼにスッポンを離して、

駆除してもらっている所もあります。

 

ジャンボタニシはうまく地中に潜れないので、

田んぼを呻るときに特に際の部分を念入りに行うと、

纏めて駆除できる場合もあります。

また、早めに稲を植えて、

ジャンボタニシが育つ前に大きくする手もあります。

ジャンボタニシを利用して雑草駆除する方法もありますが、

なかなか難しいのが実態です。

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