何故停電が長期化した?台風15号のからの停電復旧状況

自然環境など
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10月に入っても未だに停電している場所も残っています

台風15号による千葉県に発生した大規模停電。

様々な要因で復旧まで長期化しています。

管理の所も停電が長期化して、電気のありがたみをひしひしと感じました。

 

停電が発生した要因

台風15号の強風被害

令和元年台風第15号 - Wikipedia

※出典 ウィキペディア

今回千葉県に大規模停電を発生させた台風15号。

特徴は強風にあります。

千葉県内で軒並み風速50mを超える暴風が発生しました。

根本的な原因はこの強風にあります。

 

1.強風による施設倒壊

TVでも様々なところで流れていましたが、

高圧鉄塔が倒壊している所が流れていました。

また、電柱が傾いていたり折れている箇所も多々あります。

施設倒壊に伴う影響はかなり大きいものがありました。

強風で電線が切れている所も複数個所発生していました。

 

2.倒木による影響

そしてそれに拍車をかけたのが倒木による影響です。

今回倒木による交通寸断も数多く発生していましたが、

倒木による架線支障も数多く発生していました。

様々な種類の木が折れていましたが、

今回特に「山武杉」の倒木映像がかなり多く扱われていました。

この倒木の被害にはある特徴があり、

幹が根元からではなく、途中から折れている事が多く見受けられました。

通常TVで台風被害が流れる際、根元から折れている街路樹の映像が流れますが、

今回は、少し様子が違っていました。

これは、山武杉が病気にかかっていたことが原因と言われています。

杉の溝腐病 - Wikipedia

※出典 ウィキペディア

 

特に山間部は倒木だらけでした。

これが架線や電柱をなぎ倒しました。

 

停電が長期化した要因

1.大規模な倒木

とにかく倒木の量が半端ないでした。

山武市だけで物凄い倒木の量なので、

千葉県全体でどの位の倒木が発生したのかが、見当もつかない状況です。

自衛隊等も投入されて倒木対応を行いましたが、ここで難しい問題がありました。

倒木が発生した土地の所有者と連絡が取れず、作業が行えない所があったのです。

放置された山林も数多くあり、所有者不明の所も数多くあります。

ですので、まずは道路をふさぐ倒木の撤去。

次に架線にかかった分の倒木の撤去となります。

また架線にかかった倒木撤去は、専門家でないと感電の恐れもあるので、下手に自衛隊の方も対応出来ません。

 

とんでもない倒木量×専門家もなかなか手が出せない=復旧に時間がかかる

 

2.電柱などの損傷

倒木が撤去完了してから、初めて電線や電柱の復旧ですが、これだけ何本も派手に折れています。

もう途方もない量です。

折れていないなどで、未だに斜めになっている電柱もたくさんあります。

そして電柱や電線自体も品薄状態でした。

勿論復旧には専門でないと出来ません。

 

全国より数多くの方が停電復旧に来ていました。

それでも圧倒的に被害を受けている箇所が多くありました。

特に山間部は倒木撤去しないと復電作業ができないため、作業開始も時間がかかりました。

 

3.引き込み線の障害

意外と盲点と言われたのが、引き込み線の障害です。

東電のHPで障害復旧と出た地域が、いつまでたっても復旧しない場合、

この電線から各家庭への引き込み線の支障が発生している事がありました。

隠れ停電などともいわれている地域もありました。

山武市もこの隠れ停電でTVの取材もありましたが、これは難しい面もあります。

電線の幹線は通電の確認が出来ますが、各家庭への引き込み線までは確認が出来ないです。

TV放映の後、東電のHPには引き込み線支障に関するお知らせもありました。

ただ、電柱や電線の復旧しないとわからない事もあり、

この引き込み線の障害がわかるのは、順でいうと一番最後になります。

勿論電線復旧と同時に行うので、人でも同時に割くことになります。

 

4.公共施設や水道関連は復旧優先

復旧に優先度はあります。

今回大規模停電により上水道がポンプが動かず止まりました。

水道が使えないと、電気以上に生活に支障が発生します。

先ずこのような施設の復旧が行われました。

病院など水道が使えない事による影響も大きいので、真っ先に水道の復旧が行われました。

 

 

自治体や東電の初動が遅れたと言われています。

山武市も一時期県内で停電数一番になった時もありました。

TVで人々が停電による不便を多く訴えていました。

それでも全国から駆け付けた作業員や自衛隊の方々には、本当に感謝しかないです。

停電の影響は多く残り、また実際仮設復旧の箇所も多くあるので、

次に暴風が発生した際に、また大規模停電の可能性もあります。

完全復旧には、まだ長い道のりがかかりそうです。

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