台風12号接近中!!
普段滅多にみられないコースを通って、台風12号が接近しています。
寒冷渦との藤原の効果で、こんな複雑な動きをします。
九十九里のある千葉県は、年に数回台風の直撃を受けます。
どんな事に注意をすれば良いでしょうか。
気を付けないといけない事
海には絶対に近づかない!
台風が近づくと当然の様に高い波が打ち付けます。
また、気圧が低いので通常よりも海面が吸い上げられる上に、
風でさらに海水が寄せられます。
九十九里は遠浅ですが、当然の事ですが海には近づかないように!
外洋ですので、台風の影響を大きく受けます。
また、台風が遠くにあっても、一発波というのがあるので、
遊泳禁止になったら絶対に、海に近づかないようにして下さい。
川・用水路には近づかない
台風は風だけでなく雨も多く降ります。
前線とセットになったら、大雨も懸念されます。
台風ではないのですが、なんと1時間の雨量の全国一位が千葉県です。
当然用水路も激流となります。
川だけでなく用水路にも絶対に近づかない事です。
用水路は狭い分流れも速くなります。
不要不急の外出は避ける事
暴風が吹きますので、何が飛んでくるかわかりません。
植木鉢や色々な物が飛んできます。
建設現場の足場が崩れたという事も、TVで聞きます。
また、総武本線は台風に弱い路線です。
風に弱い為運休になりがちです。
不要不急外出は避けましょう。
崖の近くにはいないようにする
九十九里平野の端は、関東ローム層を含む所となります。
意外と勾配があります。
大量の雨が降ると崖崩れの危険性があります。
大抵その様な地域は、自治体のハザートマップにも危険区域となっています。
避難準備情報が出たら、早めに避難の準備をしましょう。
災害への備え
避難場所を把握する
いざ避難勧告が出ても、避難場所がわからないと非難出来ません。
自分の地域の避難場所を把握する様にしましょう。
情報を逐一収集出来る様にする
様々な手段を駆使して情報を収集しましょう。
残念ながら山武市は公式のFacebookが殆ど死んだ状態です
・行政防災無線
防災無念のラジオが設置している場合は、
普段より音量を上げて置くようにしましょう。
大雨の場合は、外に設置している防災無線の音がかき消されます。
・TV
NHKでは逐一情報が流されます。
避難情報等も出てくるので参考にしましょう。
・ラジオ
停電になった場合は、TVも使えません。
また停電で基地局がダウンする事も考えられるので、
携帯電話も繋がらない可能性があります。
その場合はやはりラジオが一番頼りになります。
・携帯アプリ
防災情報などのアプリを登録し、居住地情報を入れれば、
何か情報が更新されれば即座に連絡が来ます。
ただし、正しく居住地情報を入れないと、
せっかくのアプリも使えなくなります。
早め早めの行動を
暗くなっては避難も一苦労です。
避難所情報を確認し、早め早めに行動しましょう。
また夜間で避難出来ない場合などは、2階などに避難する様にしましょう。
家の周りを片付ける
台風の暴風で、色々な物が飛んできます。
風で飛びそうな物は、早めに片付ける様にしましょう。
また、雨戸が出来る家は、雨戸にしておくのも手となります。
物が当たってもガラスが割れるのを防ぎます。
雨戸がない場合は、養生テープなどで割れても飛び散らないように工夫をしましょう。
非常セットの準備
・食料
・飲み物
・ライトなどの明かり
この辺は日ごろから準備をしておきましょう。
特に水不足が一番の心配です。飲み物の確保は早めに行いましょう。
また、携帯などは事前に充電をして置く様にしましょう。
停電への備え
実は九十九里は台風が原因で大規模停電になった事があります。
原因は台風が運んできた海の塩が混じった風です。
暴風が電線を傷つけ、そこに塩を含んだ風が当たってショートしました。
また、倒木等も影響があります。
ライト等も準備をしておく事をお勧めします。
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