千葉の田舎の電車はどの様な感じ?
前回の総武本線に引き続き、
山武市を通る田舎の電車にフォーカスを当てます。
※前回の総武本線編は以下を参照にして下さい。
東金線とは?
東金線は、外房線の大網駅から総武本線の成東駅を結ぶ単線です。
大網駅と成東駅を含め5駅しかない、短い路線となります。
中心の駅は東金駅になります。
※お隣の東金市です
東金線も歴史は古く、大網~東金駅間が1900年に、
東金~成東駅間が1911年に開通しています。
総武本線も古くから開通しており、九十九里地域の鉄道は、かなり長い歴史を持っていますね。
※九十九里地域の鉄道の祖と言われる、安井 理民氏の尽力が大きいです。
大網駅から外房線を経由して千葉行の直通電車もあります。
※大網から蘇我駅で京葉線に乗り換える事も出来ます。
なお、成東駅では0番線という専用線に乗り入れている為、
通常は直通電車はありません。
運行状況は?
東金線の運行状況は如何でしょうか?
総武本線がだいたい30~60分に1本の間隔でした。
東金線は、こんな感じで運行しています。
・朝夕のラッシュ時が20~30分に1本
・日中帯が60分に1本
だいたい総武本線と同じ感じですね。
まさに田舎のローカル線の時刻表です。
※もちろん1本乗り過ごすと、後が大変に…
また、朝夕に1本づつ京葉線直通東京行の通勤快速があります。
停車駅が少ないので、通勤には便利です。
※でもやはり2時間座りっぱなしです
終電が22時台ですので、帰りの電車には注意しましょう。
乗客の状況は?
実際にどの様な人が東金線を利用しているのでしょうか。
東金線は総武本線と同様に通勤や通学の人が多く見られます。
総武本線と比較すると、通学の人が多めになります。
これは沿線に大学(城西国際大学)がある為となります。
サーフィンのメッカである片貝海岸までは距離があるので、
観光客は体感値でそれほどでもありません。
どんな車両を使っている?
総武本線では、総武線のおさがりを使っていると説明しましたが、
東金線はどうでしょうか?
やはりおさがりの車両を使っています。
総武本線や東金線に限らず、
県内の各路線(内房線や外房線に成田線)は、おさがり車両が多いです。
都内の総武線や京浜東北線や山手線の第二の人生先となります。
※開閉のボタンやボックス席の改造などはしています。
ちなみに昔総武本線や東金線を走っていた車両は、
今は東南アジアで走っているそうです。
※日本の車両は長持ちするので、とても重宝されているそうです。
今回は東金線を紹介しました。
ローカル線ですが、沿線に大学あるのでなかなかの利用状況です。
また車両はおさがりの為、山手線や京浜東北線が新しい車両入れたら、
その内、総武本線や東金線の車両も新しくなる…かもしれませんね。
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