ちょっとの注意で生育に差が出ます!
非常に気軽な肥料袋栽培ですが、幾つか注意点があります。
失敗すると生育に失敗するだけでなく、残念な事になります…
充分注意して行いましょう。
肥料袋栽培の注意点
1.品種によって容量を把握する
大体の袋のサイズが14Lと24Lくらいのサイズに分かれます。
作成する品種に合わせて袋のサイズを変えましょう。
最近ホームセンターでそのまま使用できる培養土が売っている事ありますが、
容量などを参考にしてみるのも良いでしょう。
・14L
トマトやナス、カボチャなどの種類で使用します。
・24L
大根などの根菜にジャガイモやさつまいもなどに使用します。
※ニンジンは種類によっては14LでもOK
2.日当たりのよい環境に置く
作物生育の基本ですが、充分日当たりのよい環境に置きましょう。
肥料袋は排水性が良くないので、出来るだけ日当たりの良い場所に置きます。
3.必要以上に水をあげない
肥料袋栽培は、その性質上水持ちが良いです。
必要以上に水を上げると作物を腐らすもとになるので、
上げる量に気を付けましょう。
4.水抜きの穴を必ず作る
水抜きの穴を作成しないと、水が通り抜けないので、
必ず水抜きの穴を作成しましょう。
また、生育後半になると、土が過重で締まってくるので、
必要に応じて追加の水抜きの穴を作成します。
気になる方は、肥料袋の中に赤玉土を敷くことをお勧めします。
※小粒よりかは中~大粒がお勧めです
5.排水性のよい土を選択する
最近の培養土は、袋の表記にどの様な性質の土かが書いてあります。
排水性の良い土を選択しましょう。
6.肥料に注意する
大体の培養土は元肥が入っているので、そのまま使用が出来ます。
追肥などは、顆粒状のタイプを使用しましょう。
畑の土などを使用する際も、肥料は化成でも有機でも顆粒状の物をお勧めします。
特にウリ科の植物の場合、実がつく前に肥料を与えすぎると、
つるばかり伸びて花が咲かない事もあるので、肥料配分には注意しましょう。
7.腐葉土は厳禁
なぜ肥料を顆粒状の物を進めるかというと、
肥料袋栽培は、通常の栽培よりも排水性が悪くなりがちです。
その為、日当たりの悪い場所で腐葉土などを混ぜ込んだ場合、
肥料袋の中で腐葉土が水に浸かったままの状態となり、
最悪腐葉土が腐ってヘドロの様な匂いが出る事があります。
土は排水性の良いもので、肥料は顆粒状の物をお勧めします。
正直ナスやトマトなどは、摘心などのタイミングさえ間違えなければ、
肥料袋でも簡単に生育が出来ます。
特に肥料と水まわりに充分注意しましょう。
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