例年と比較し、若干遅れています。
今年は長梅雨の影響で、稲が成熟するのに時間がかかりました。
例年と比較し、一週間ほど遅い稲刈りになります。
2019年稲刈り!
2018年はどうだった?
昨年は晴れが続いたため、
生育はよかったので、稲刈りは例年より若干早めでした。
8月お盆明けには稲刈りしていました。
ただ、猛暑による高温の影響により、
品質はあまりよくありませんでした。
高温障害により、コメが白く熟していない状態となりました。
2019年は長梅雨でした
2019年は梅雨明けが遅くなり、日照不足となりました。
その為に、今度は生育速度が遅くなり、穂が出るのが遅くなりました。
穂が出るタイミングまで日照不足が続いたため、生育に大きな影響がありました。
ただ、梅雨明け後は晴れが続いたため、若干生育の遅れは回復しました。
ざっくり2019年の稲刈りスケジュール
2019年の稲刈りはこんなスケジュールとなっています。
・極早生
8月上旬
・早稲
8月半ば(お盆周辺)
・コシヒカリ
8月下旬~9月初め
例年はコシヒカリがお盆明けには刈れるので、大体5~7日位の遅れです。
ニュースで千葉の早場米の収穫が遅れているとありましたが、これも原因は長梅雨の影響です。
収穫前の雨にも注意
もう一つ稲刈りが遅れている原因が、
お盆明け頃よりたびたびあった雨です。
ゲリラ豪雨となったため、雨が降る時間は短かったですが、
雨量はそれなりにありました。
そうなると田んぼに水たまりが出来たり、ぬかるんだりします。
最新機種はぬかるんだ田んぼでもある程度大丈夫ですが、
古いコンバインだとそうはいきません。
※出典 ISEKI
ある程度田んぼが乾くまで待たないとコンバインが入れられないので、
稲刈りが遅れる原因となります。
毎年これは収穫前痛い事象です…
千葉県は全般に稲刈りが早い
千葉は全体的に収穫は早めです。
理由は2つあり、
・台風直撃を避けるため
・早い方が単価が高い
台風被害は農家にとっても高いリスクです。
その為、台風の襲来が多い秋を避けて稲刈りを行います。
また、新米は早いほど高値で販売出来ます。
日本人の初物好きもありますが、
通常価格よりかなり高く販売が出来ます。
良くマグロやメロンの初売りがTVで放映されますが、
似たような感じです。
我が家でももう間もなく稲刈りが始まります。
9月上旬は忙しい日々となりそうです。
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