今年も台風注意!稲作の台風被害

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米つくり
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台風が近づいて来ています!!

今年も台風が発生するシーズンとなりました。

九十九里地方に直撃は未だなさそうですが、

これからの発生件数が気になってきます。

 

稲作の台風被害

影響大きいのが風害

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台風被害では、風の被害と雨の被害がクローズアップされます。

被害の程度が目に見えてわかります。

 

・風の被害

強風で稲が倒れる被害が出てきます。

稲が倒れると、コンバインで刈るのも大変となりますが、

地面にふれてしまうと、芽が出てしまい品質低下も発生します。

 

また、強風により、急速に脱水されてしまい、

稲が白くなる白穂となってしまう事があります。

米の品質が落ちてしまい、お米が駄目になってしまいます。

 

稲の葉にダメージが出る事により、

光合成が阻害される事があります。

充分な光合成が出来なくなると、

稲の生育に大きな支障が発生してしまいます。

 

雨の被害も非常に大きい

雨の被害は、どれだけ雨が降るかによります。

 

・雨の被害

土砂災害レベルになると、もうどうしようもないです。

土砂崩れが発生する、川が氾濫するなどの災害級の場合、

先ずは命を優先にして、正直田んぼは二の次です。

こうなると、収穫云々の前に田んぼをどう復旧させるかになります。

 

雨の量によりますが、大雨でも稲が倒れる事があります。

風で稲が倒れ、雨で地面にぺったんこ状態になると、

稲刈りの際にとても大変になります。

こうなると、穂が水で濡れてしまって、

芽が出てしまい、品質が大幅にダウンします。

 

また、用水路など、別の場所が被害を受ける事により、

その後の用水の水が来ないなど、別の影響が出る場合があります。

田んぼは様々な物が複合的に協力して出来ています。

それが崩れると、影響も大きくなります。

 

被害を防ぐためには

台風の被害は甚大となりかねません。

被害を防ぐ為の取り組みもされています。

 

・被害を防ぐ為に

一番手っ取り早いのは収穫をする事です。

収穫出来る状態であるなら、少々早くとも刈り取りをします。

ただし、収穫した場所が被害を受けない様に、

気をつける必要があります。

 

また、あえて田んぼに水を深く入れる事により、

風による影響を少なくする事が出来ます。

特に風台風の際には有効な手段となります。

 

ただ、台風対策は難しい所があり、

農林水産省も各都道府県も対策はなかなか取れていないのが現状です。

ここでも収穫出来るなら収穫をするのが対策となっています。

 

 

今後地球温暖化の影響で、台風の被害がかわる可能性があります。

影響が大きくなる可能性もあるので、

早場米なども増えて行く可能性もありますね。

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