どちらかと言うと、道の駅っぽい
道の駅ならぬ海の駅を皆さんはご存知ですか?
道の駅はその名の通り、道路の施設ですが、
海の駅は海に面した施設となります。
海の駅九十九里
海の駅とは?
※出典 ウィキペディア
道の駅が道路に設置してあり、
車などの交通機関を利用しているに対し、
海の駅は海から気軽に立ち寄る事ができる、
利用環境の施設をさします。
海の駅に認定されるには、以下のポイントがあります。
・来訪者が利用できる係留施設がある事
※海からの利用を想定しているので、
船を留めておく設備が必要になります。
・来訪者が利用できるトイレがある事
※これは大抵の観光施設に必須ですね
・係留予約に対するガイドを配置している事
※係留に対する各種対応が出来ている事が重要ですね
この条件を満たし、各地域の推進協議会の認定を受ける必要があります。
認定を受けて晴れて海の駅になります。
全国の海の駅
※出典 ウィキペディア
※出典 海の駅ネットワーク事務局
全国の港湾施設に海の駅があります。
また、海の駅と道の駅が併設している箇所もあります。
千葉県ですと、4箇所が海の駅として登録されています。
海の駅九十九里
※出典 海の駅九十九里
九十九里地方にも海の駅を名乗っている施設があります。
それが九十九里町にある片貝漁港に接した、海の駅九十九里です。
各種魚の販売だけでなく、地元産の野菜の販売、
フードコートや土産物販売、
九十九里のいわしの歴史を記したいわし博物館もあります。
海の駅九十九里の出来た経緯
海の駅にあるいわし博物館は、
もともと別のところにありました。
※出典 ウィキペディア
いわしを専門にした世界でも唯一の博物館で、
天皇皇后両陛下も来館した由緒ある施設でした。
ところが、ある日突然爆発事故がありました。
実は九十九里一帯は天然ガスの噴出地で、
自然放出された天然ガスで事故がたびたび起こっていました。
管理人も小さい頃でしたが、この事故はよく覚えています。
その後いわし博物館の再建が議論され、
現在海の駅が設置されているところに、
新たに施設を建設する事となりました。
それがいわしの交流センターです。
※出典 ウィキペディア
実は海の駅九十九里は、
海の駅と名乗っていますが、
正式な海の駅ではありません。
いわしの交流センターが正式名称で、
海の駅九十九里は愛称となります。
基本ベースは博物館と交流スペース、
そして津波避難タワーを兼ね備えています。
サーフィンのスポットでもある片貝海岸に近く、
夏場は観光客が多く来る施設になります。
色々な土産物が売っていて、
銚子のぬれせんべいも店頭販売しています。
※出典 ウィキペディア
ただ、この海の駅は少々わかりずらい場所にあるので、
案内看板とかもうすこし整理した方が良いと感じました。
全国に同じように海の駅を名乗りながら、
実際には海の駅ではない所もたくさんあります。
港湾施設にある交流スペースだったり、
ドライブインだったりする所もあります。
それぞれ特色のある施設になっていますね。
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