多くはコシヒカリが作られている現実
今年も田植えが終わり、米作りが始まりました。
九十九里に限らず多くの農家で米を作っていますが、
意外と生産している品種は少ない状況です。
千葉で作られているお米の品種
そもそもお米の品種とは?
全国各地に米農家はあります。
そしてその地域ごとに作成している品種も違い、
また、毎年の様に新しい品種が増えていきます。
南北に長い日本の場合、気温や降水量などが違ってくるため、
その土地にあった品種が作成されます。
品種によって食味もだいぶ変わってきます。
例えば
・コシヒカリ
日本を代表するお米で作付面積No1
生育にある程度の温度が必要…なので北海道では育ちにくい
白米向けの柔らかい食味
・ゆめぴりか
CMでもやっていますね。
こしひかりよりは耐冷性があるので、主力の産地は北海道
こしひかりよりかはもっちりとした食感
・あきたこまち
コシヒカリを親に持つ品種
秋田県を中心に開発された品種で、東北地域に多い
ササニシキの様な光沢がある
・ヒノヒカリ
西日本に多い品種
食味はあっさり(カレーにあうかも)
最近は高温障害が悩みの種です
この他にも検索をすると色々出てきます
千葉県のお米の品種は?
千葉県のお米の品種はどんな物があるのか。
千葉県のHPに色々書いてあります。
なんと以下の3品種で全体の9割以上を占めます
・こしひかり
・ふさおとめ
・ふさこがね
これらの品種の特徴として、千葉県の温暖な気候を利用して、
早場米として出荷されるというものがあります。
特にふさおとめとふさこがねは、8月頭には出荷が始まるところもあります。
※房総半島南部は7月出荷の所もあります
コシヒカリ
※出典ウキペディア
コシヒカリというと、新潟県のイメージありますが、
千葉県内でも7割以上の農家で作られています。
有名なのが「多古米」ですね。
※ちなみに我が家も作っているのがコシヒカリです
何故にこんなに千葉県内で作られているかというと、
コシヒカリが品種として世に出た際、
新潟県と千葉県が、作成奨励品種となったからです。
産地としては魚沼産が有名ですが、
現在は日本全国で作成がされています。
ふさおとめ
千葉独自のお米で、早場米の代表品種です。
冷害に強い品種なので、
関東近辺では、一番早く出荷される品種です。
食味評価Aを獲得している品種です。
コシヒカリよりかはあっさり目の食感です。
ふさこがね
10年くらい前に出来た新しい品種で、
これも千葉独自の品種となります。
収穫時期はふさおとめより若干遅めとなりますが、
充分早場米といえましょう。
冷めても硬くなりにくいので、
おにぎりなどの加工品に最適となります。
とにかく千葉県は早場米の産地です。
その為の品種も今後増えてくる可能性もあります。
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